根幹は『ベンチャー精神』と『ものづくり』。
創業当時の昭和40年代初頭。寒冷地の東北では、水道管の凍結を防ぐため、豪雪の中でも屋外に出て水を抜く作業が必須でした。
この不便極まりない作業を解消するアイデアを思いつき、試行錯誤の末、室内からレバー操作で水を抜く「リモコン不凍栓」を開発し特許を取得。装置の設置に必要な管材を併せて売り出したのが、日商テクノの原点です。
ニーズの中核を捉え、前向きにアイデアに挑戦し、創意工夫と技術開発で独自の製品やサービスをつくる『ものづくり』と『ベンチャー精神』は、この原点から今日に至るまで、日商テクノの基軸として脈々と息づいています。そして、各々が強みを発揮し協働する過程が、日商テクノのイノベーションと組織文化となる『心技体』を醸成しています。
管工機材・住宅設備機器の卸販売、配管業界を革新する管端加工機器と技術、快適な住環境を創る建設事業、エネルギー地産地消の４つの事業分野、そして産学官連携の研究開発や異業種企業との共同開発を通じ、ものづくりの視点とベンチャー精神の意欲を原動力に、骨太な未来づくりと持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
心
常により良さを探究する視点と姿勢
技
着想、創意工夫、ノウハウ、技術開発のチカラ
体
知識・経験・情報を相乗的に使い課題解決・改善を実現するチカラ
沿革
| 1966年 （昭和41年） | 小川 清が郡山市麓山に日商株式会社を創業 |
| 1969年 （昭和44年） | オガワ式リモコン不凍栓を開発し特許取得 １９９４（平成６）までに50,000台を製造販売 民友新聞S42.2.9記事  |
| 1974年 （昭和49年） | 現在所在地に本社社屋新築移転 オガワ式リモコン不凍栓を戦略商品とし水道資材の卸売を開始 |
| 1993年 （平成5年） | (有)ヒタチ機工と合併し、商号を日商テクノ株式会社に変更 ビル・工場配管工事分野に参入 |
| 1997年 （平成9年） | 鋼管管端加工機ジャストフレア® JF-350型を開発し特許取得 ジャストフレア事業部を新設 |
| 2000年 （平成12年） | 福島県中小企業創造活動促進法に基づく研究開発等事業として認定（認証概要：軽量小型化した鋼管複合加工機の開発） |
| 2001年 （平成13年） | 福島県創造技術開発費補助事業に採択（事業内容：軽量小型化した鋼管複合加工機開発） |
| 2002年 （平成14年） | 中小企業金融公庫（現 日本政策金融公庫）の成長新事業育成特別融資制度の県内第１号としてジャストフレア®を適用 |
| 2008年 （平成20年） | ジャストフレア®が東北地方発明表彰において文部科学大臣発明奨励賞を受賞 賞状と盾  |
| 2010年 （平成22年） | ジャストフレア® JF-350型がJETRO 輸出有望案件発掘支援事業に採択 |
| 2012年 （平成24年） | 小川 岩吉が代表取締役社長に就任 |
| 東北経済産業局グローバル技術連携支援事業に採択（事業名：建設の鋼管接合作業における諸問題を解決し、省エネ・省スペース・低炭素化に資する鋼管管端加工の複合加工機の試作開発と海外販路開拓） | |
| 2013年 （平成25年） | 福島県海外連携型再生可能エネルギー関連研究開発支援事業に採択（事業名：地中熱エネルギーの利用促進と技術導入に資する鋼管の杭加工用機械一式および鋼管杭回転埋設専用機械の試作開発とその性能評価） |
| 2014年 （平成26年） | ふくしま産業応援ファンド事業の技術開発に採択（事業名：小口径鋼管杭の現場作業の簡素化と時間短縮に寄与する新規継手専用加工機の開発） |
| 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の再生可能エネルギー熱利用技術開発事業に採択 日本大学工学部とともに一般住宅向けの浅層地中熱利用システムの低コスト化技術を開発 | |
| ふくしま発再生可能エネルギー技術実用化事業に採択（事業名称：浅部地中熱利用ヒートポンプシステム技術による省エネ技術の高度化） | |
| 2015年 （平成27年） | 鋼管複合加工機（管内外転造ねじ＋つば出し加工）の国内外特許を取得 |
| 2018年 （平成30年） | ふくしま産業応援ファンド事業の技術開発に採択（事業名：鋼管・ステンレス管の管端加工機用加熱機構の開発） |
| 2020年 （令和2年） | 鋼管杭埋設装置を開発し特許取得 |
| 2021年 （令和3年） | リフォーム・建設事業部を新設 |
| 2022年 （令和4年） | ジャストベベラー®（管端開先・メッキ剥離加工機）開発 特許取得し製造販売を開始 |
| 2023年 （令和5年） | 第９回ものづくり日本大賞において東北経済産業局長賞を受賞（受賞件名：脱炭素社会実現に向けた住宅用地中熱利用システムの特殊施工技術の開発） 日商テクノ(株) ものづくり日本大賞画像・第９回ものづくり日本大賞受賞概要  |
会社概要
| 会社名称 | 日商テクノ株式会社 |
| 代表者名 | 代表取締役社長 小川 岩吉 |
| 設 立 | 1966年（昭和41年）2月 |
| 資本金 | 2,100万円 |
| 従業員数 | 23人（男性17人、女性6人） |
| 主な納入先 | 県内設備会社、全国配管施工・配管加工会社、大手サブゼネコンほか |
| 主な取引金融機関 | 七十七銀行 日本政策金融公庫 常陽銀行 秋田銀行 東邦銀行 |
| 許認可登録 | 建設業許可／福島県知事許可 （般-3）第３３５７２号 郡山市指定給水装置工事事業者 指定番号 第１５２号 |
| 事業内容 | 管材・空調・衛生設備・住宅設備機器・建材の販売 鋼管管端加工機器の製造販売・レンタル 一般建設・リフォーム事業 再生可能エネルギー設備の設計・施工 |
アクセス
福島県郡山市富田町字墨染10番地
TEL 024－951－1591 FAX 024－951－2033
福島県須賀川市卸町45番地
TEL 0248－72－1144 FAX 0248－75－5686
